今回はご紹介するのは「出会いがない男の恋愛婚活の教科書 婚活に繋がる本命彼女の作り方」(根本直潔氏 著)です。
著者は「出会い方コンサルタント」として独立され、「仕事詰めで出会いがない」「合コンや街コンで相手にされない」といった男性を全国でサポートされている方です。
本のタイトルにもある通り、恋愛婚活にこだわる男性には一読の価値ありと思います。
また、2022年5月現在、Kindle Unlimited で0円で読むことができます。
\こんな人におすすめの本です/
- お見合い等ではなく、あくまで恋愛結婚にこだわりたい男性
- 婚活パーティー等でどう相手と関係性を深めたらいいかわからない人
- 気になる人にアプローチするが、良い人止まりで恋愛に進展しない人
この記事の目次
「出会いがない男の恋愛婚活の教科書 」の内容
本書では、ただ闇雲に出会いの数を増やすのではなく、「脈あり」の出会い(交際に前向きな素敵な女性との出会い)を増やすことを推奨しています。さらに、効果的な方法と正しい手順を知ることで「女性に評価される」確率を高めていきます。そうすることで、短期間で彼女づくり(婚活)を成功させることができるのです。
「出会いがない男の恋愛婚活の教科書 婚活に繋がる本命彼女の作り方」は
出会い方コンサルタントの根本直清さんが2020年9月に出版された婚活本です。
著者の根本さんは外資系医療メーカーのジョンソンエンドジョンソン出身、
32歳の頃に出会い方コンサルタントとして独立されています。
高校、大学時代はモテたい気持ちとは裏腹に、自分の殻に閉じこもるような生活をしていたそう。
しかし、大学3年のときに好きな女性から触れたことをきっかけに恋愛の研究に没頭、仮説と検証を繰り返して「出会い方」に焦点をあてた独自の恋愛ノウハウを持っているとのことです。
根本さんは勿論既婚者ですが、あくまで恋愛結婚だそうです。
本書を読むと分かりますが、あくまで友人からの紹介、職場恋愛、婚活パーティーなどに絞って、気になる女性と出会う方法やアプローチのコツについて紹介されています。
内容は充実しつつ、大変読みやすいので1時間ほどで読了できると思います。
本書の章立ては以下のようになっています。
はじめに
序章 彼女づくりがうまくいかない「五つの正体」
第一章 脈ありの出会いを増やす方法
第二章 出会いを制するシンプルな鉄則
第三章 関係を深める絶対ルール
第四章 意中の女性と付き合うアプローチ
第五章 彼女づくりで人生を変える
「出会い方コンサルタント」の著書ですから、女性と出会う方法について触れられているのかと思いきや、出会い方については考え方や注意点に留まり、具体的なノウハウはありませんでした。(コンサルも商売ですので、具体的なノウハウ提供は別途料金は必要なのでしょうね…笑)
では、全く参考にならないかというと、そうではありません。
「出会いがない男の恋愛婚活の教科書 」から真似したい4つのこと
私はすでに結婚しているので、実際に真似する機会はありませんが(笑)、
私が婚活中であれば真似したかったポイントについてご紹介したいと思います。
ゼロから出会いを生み出す思考法
恋愛結婚にこだわっているものの、「そもそも職場に出会いがいない」「紹介してくれる人も少ない」という男性も多いのではないでしょうか。
ただ、出会いがない状態を悲観しているだけでは状況は好転しません。
ちょっと考え方や視点を変えてみると、案外近くに出会い(のきっかけ)はあることに気づくでしょう。
著者は5つの視点について紹介していますが、中でも個人的に印象に残ったのは「自然な出会いに固執しない」という点です。
自然に出会い、恋愛して、結婚する。それが出来れば(それを望む本人にとっては)素晴らしいのでしょいが、これに固執してしまうと、出会いの幅は狭まります。
今やさまざまな出会い方がありますから、食わず嫌いで試してこなかった出会い方について一旦リサーチしてみたり、いろいろ試して出会いの幅は広められるとよいでしょう。
たとえば、友人の紹介や職場恋愛にこだわる人が、婚活パーティーや街コンに行ってみる、
マッチングアプリはどうせ手間がかかるから、という人も一度試してみるのも良いでしょう。
いい人がはまる「共感の罠」から抜け出す方法
おそらく私もこの類なのですが、いわゆる「いい人留まり」で恋愛に発展しない人。
女性に優しくをモットーとして細かい気配りもしているのに、気遣いができずガサツな友人に彼女ができていたり、なんてこともあるでしょう。
女性に優しくしたり、女性に共感することも大事ですが、恋愛するうえでは優しいだけではNG。
微妙な匙加減が必要になるわけですが、その匙加減が分からなかったりするんですよね(笑)
いくつかポイントが紹介されていますが、やはり「安易にわかったふりをしない」というのは重要でしょう。
共感しかねる場合には、共感はせずに「ただ受け入れる」という選択肢もありますし、
時に自己主張したり、そっけない素振りを見せることも大切だと思います。
本書では具体的なシーンとともにポイントが書いてあるので、イメージしやすく参考になります。
LINEの目的は「デートに誘う」が正解
あえて本書の見出しをそのまま持ってきました。
「当たり前では?」と私も思いましたが、よくよく思い返してみると、LINEで相手に惚れさせようと必死であれこれ画策していた過去を思い出しました・・・
そうです、LINEの目的は「自分を好きにさせる」のではなく「デートに誘う」ことです。
ここを間違えると距離感を間違えて、おかしなアプローチになるのです。欲張ってはいけません。
メッセージでのアプローチでは相手の反応が見えませんし、深夜テンションで変なメッセージを送ってしまうこともあります。「LINEめっちゃ面白い!この人いいかも」と思わせるのは至難の業ですし、リスキーです。
「デートに誘う」に絞る、当たり前ですが再確認したいポイントです。
本書では「根本式LINEテクニック」として、アイコンの選び方から、メッセージづくりのコツ、返信の速度まで言及しています。LINEに自信がないという方は一読の価値ありです。
緊張せずに話しかける方法
婚活パーティーや街コン、話しかけやすいよう運営側でアシストしてくれることもありますが、
そうでないときに最初の一声に迷うことはないでしょうか。
最初の一声さえ掛けてしまえば、緊張もほぐれてくるのですが、声をかける前に身構えてしまう。
緊張すると頭が真っ白になってなんて言えばいいかわからない・・・という負のループ。
最初の一声や話題の振り方には「型」があって、それを使いこなせればいいのです。
本書では「緊張しない七つの話しかけ『型』」として、7つのポイントを紹介しています。
- 「気さく」な男性を演出する
- その場の状況を伝える
- 話したい「理由」を伝える
- 「出身地」や「地元」の話を振る
- 褒め言葉+オープンクエスチョンを活用
- 似ている有名人を伝える
- 「緊張している」と伝える
改めてよく見ると自然に活用しているテクニックもありますね。
こうした言語化ができていると、不足の事態にも焦らず対応できる気がします・・・!
おわりに:「出会いがない男の恋愛婚活の教科書 」の感想まとめ
根本直清さんの「出会いがない男の恋愛婚活の教科書 婚活に繋がる本命彼女の作り方」をご紹介しました。
脈あり女性と関係を深めるためのテクニックや考え方について、読みやすくまとめられた本だと思います。
「別に恋愛婚活にこだわらないんだけど…」という方も、読んでみると新しい発見があるかもしれません。
2022年5月現在、Kindle Unlimited で0円で読むことができますので、興味がある方はぜひご一読ください。